この記事は、こんな方におすすめ
- おすすめのシングルバーナーが知りたい
- ST-310を買おうか迷ってる
- ST-310の人気の理由が知りたい
- ST-310のカスタムパーツ選びの注意点は?
【SOTO】レギュレーターストーブST-310は、キャンパーに大人気のシングルバーナーです。
購入後にカスタムを楽しめるのも【SOTO】ST-310の魅力。
ただ、カスタームパーツのレビューには「パーツが取付できない」といったコメントも見られます。
結論から言えば、【SOTO】ST-310がマイナーチェンジしていたことが原因なのですが、それを知らずに購入する方も多いようです。
購入前の注意点さえ知っていれば、ST-310は初心者から上級者まで使いやすく、カスタムも楽しめる最高のシングルバーナーです。
何を買おうか迷っているなら、「とりあえずST-310を選べば間違いない」とおすすめできるシングルバーナーですよ。
今回は、そんな【SOTO】ST-310の魅力をお伝えしようと記事にしました。
この記事でわかること
- 【SOTO】ST-310がおすすめの理由
- 【SOTO】ST-310の購入前に知っておきたい注意点
- カスタムパーツ選びの注意点
- ST-310の「旧型」と「新型」の見分け方
ST-310の購入やカスタムを検討されている方の参考になれば嬉しいです。
SOTO(ソト)ST-310って、どんなシングルバーナー?
SOTO(ソト)ST-310は、初心者から上級者まで大人気
SOTO(ソト)ST-310は、購入者の高評価が異次元過ぎる
SOTO(ソト)ST-310は、購入者の高評価が異次元過ぎるシングルバーナーです。
Amazonの評価(記事執筆時)は、星4.7(レビュー5,785件)
94%の方が、星4~5つの高評価を付けています。
SOTO(ソト)ST-310は、人気のあまり3モデルのカラーバリエーション
シングルバーナーの多くは、シルバーの一色が基本です。
ところがSOTO(ソト)ST-310は、3モデルのカラーバリエーションが販売されています。
SOTO(ソト)ST-310は、シングルバーナー界のiPhone的存在
筆者は、SOTO(ソト)ST-310を「シングルバーナー界のiPhone的存在」と考えています。
その理由は、以下の通りです。
- 初心者から上級者まで愛用されている
- ユーザー数が多い
- カスタムパーツが多い
例えば、スマートフォンの関連コーナーに行くと、iPhone向けのアクセサリーが豊富に陳列されています。
一番の理由は、ユーザー数が多いこと。
また、ユーザー自身が個性を求めているのも理由の一つと考えられます。
こうした現象が、SOTO(ソト)ST-310にも見られます。
本体のカラーやカスタムパーツが豊富なことで、ユーザーが個性を表現できるのもSOTO(ソト)ST-310の人気の理由だと言えます。
SOTO(ソト)ST-310の基本スペック
メーカー | SOTO(ソト) |
商品名 | レギュレーターストーブST-310 |
製造 | 日本 |
組立時のサイズ | 17.0×15.0×11.0cm |
収納サイズ | 14.0×11.0×7.0cm |
重量 | 350g |
最大発熱量 | 2.9kW(2,500kcal/h) [ST-760使用時] |
機能 | マイクロレギュレーター搭載 |
マイクロレギュレーターって、なに?
マイクロレギュレーターとは
マイクロレギュレーターとは、外気温や連続使用による火力低下を抑え、火力を安定させる部品のこと。
一般的なシングルバーナーは、外気温が低い時や長時間の連続によってガスカートリッジの内圧が下がり、火力が低下します。
マイクロレギュレーターは、ガスカートリッジの内圧の変化に合わせて、ガスの流路を調整することで安定した火力を実現しています。
マイクロレギュレーター搭載ST-310の燃焼実験
実際にSOTO(新富士バーナー)さんが、燃焼実験した動画がYoutubeにアップされています。
また、SOTO(新富士バーナー)さんが行った、外気温の違いによる実験結果は、以下の通りです。
SOTO(ソト)ST-310を実際に使用した感想
筆者もSOTO(ソト)ST-310を愛用しています。
最低気温が氷点下にならない状況では、ノーマルガスのCB缶を使用しています。
ソロキャンプで、一人分の鍋を煮込む程度であれば、火力の低下は見られず十分に使用できますよ。
SOTO(ソト)ST-310の使い方
SOTO(ソト)ST-310の使い方は、SOTO(新富士バーナー)さんのYoutube動画で確認できます。
SOTO(ソト)ST-310の魅力と注意点
SOTO(ソト)ST-310の魅力
SOTO(ソト)ST-310の魅力
- 組み立てと片付けが簡単
- 五徳が使いやすい
- 火力が安定している
- カスタムパーツが豊富
①組み立てと片付けが簡単
脚の開閉で、組み立て・片付けが完了するので、簡単でスピーディーです。
②五徳が使いやすい
SOTO(ソト)ST-310の五徳は、シェラカップやフライパンまで幅広く使えます。
五徳のサイズは、以下の通りです。
直径4.5cm以上のクッカー類であれば、五徳に置くことが出来ます。
いろいろ五徳に乗せてみました。
③火力が安定している
マイクロレギュレータ搭載なので、火力が安定して使用できるます。
④カスタムパーツが豊富
カスタムパーツが豊富なのも、SOTO(ソト)ST-310の魅力です。
カスタムパーツの紹介は、後ほど紹介いたします。
ST-310と合わせて参考にしていただけると嬉しいです。
SOTO(ソト)ST-310の注意点と解決法
SOTO(ソト)ST-310の注意点
- 火口がドーム状なので風に弱い
- 点火スイッチが押しにくい
- 収納袋がペラペラ
①火口がドーム状なので風に弱い
SOTO(ソト)ST-310は、火口の形状がドーム型をしています。
また、横から見ると下の写真のように、火口が丸見えです。
弱火での調理のときに、風が吹くと火が消えてしまうことがあります。
このことから「風に弱い」や「弱火の調理が苦手」といった、マイナス評価をされることがあります。
ただ、解決策はありますのでご安心ください。
「SOTO(ソト)ST-310が風に弱い」の解決法
- ウインドスクリーンを使用する
- カスタムパーツの風防リングを使う
①ウインドスクリーンは、バーナーの周辺を囲うことで、風対策が出来ます。
下の写真のタイプ。
②カスタムパーツの風防リングは、火口部分のみ囲うことで風対策をします。
下の写真のタイプ。
②点火スイッチが押しにくい
SOTO(ソト)ST-310は、点火スイッチが押しにくい場所にあります。
地面と火力調整つまみのクリアランスが、3cm程しかありません。
こちらもレビューなどで「点火スイッチが押しにくい」といった声が多々あります。
こちらの解決策として、次の2通りがあります。
「SOTO(ソト)ST-310のスイッチが押しにくい」の解決法
- ライターやマッチ、ファイヤースターターで着火する
- カスタムパーツのアシストレバーを使用する
①ライターやマッチ、ファイヤースターターで着火するのが、一番簡単な解決方法です。
②カスタムパーツのアシストレバーを使うことで、点火スイッチが押しやすくなります。
下のようなアイテムです。
③収納袋がペラペラ
SOTO(ソト)ST-310に付属している収納袋は、クッション性のないペラペラの袋です。
運搬中に壊れないか心配な方は、収納ケースも合わせて検討されるといいかもしれません。
SOTO(ソト)ST-310にピッタリの収納ケースも、後ほど紹介しておりますので参考にしていただければ嬉しいです。
SOTO(ソト)ST-310のカスタムパーツ
SOTO(ソト)ST-310は、専用のカスタムパーツが豊富です。
カスタムパーツには、3つのメリットがあります。
SOTO(ソト)ST-310のカスタムパーツ3つのメリット
- SOTO(ソト)ST-310の弱点をカバーしてくれる
- SOTO(ソト)ST-310を使いやすくしてくれる
- SOTO(ソト)ST-310に個性が生まれる
ここからは、そんなSOTO(ソト)ST-310のカスタムパーツを紹介していきます。
SOTO(ソト)ST-310「点火アシストレバー」
点火アシストレバーは、SOTO(ソト)ST-310の点火スイッチを押しやすくしてくれるアイテム。
取付にはプラスドライバーが必要ですが、簡単に交換できますよ。
点火アシストレバーのおすすめはこちら↓
SOTO(ソト)ST-310「火力調節つまみ」
購入時のままでも問題ありませんが、交換することで火力調節つまみが短くなり、少しだけ点火スイッチを押しやすくなります。
点火アシストレバーと合わせてカスタムすると、統一感が出てかっこいいですよ。
火力調節つまみの交換には六角レンチが必要ですが、付属していることがほとんど。
交換方法は、次の通りです。
火力調節つまみのおすすめはこちら↓
SOTO(ソト)ST-310「耐熱シリコンチューブ」
バーナーの使用時に脚が熱くなるので、保護のため耐熱シリコンチューブを取り付けます。
また、滑り止めの防止にもなりますので、おすすめですよ。
取り付け方法は、以下の通りです。
耐熱シリコンチューブのおすすめはこちら↓
SOTO(ソト)ST-310「風防リング」
風防リングを使用することで、風の影響を軽減してくれます。
ただ、風防リングの選択には1つ注意点があります。
お手持ち(または、購入予定)のST-310が、「新型」なのか「旧型」なのかを確認することです。
風防リングについて、次のような商品レビューを目にすることがあります。
「取り付けしようとしたら、きつすぎて入らない!」
「なんとか入るけど、脚のストッパーが少し浮いて危ない!」
実はこれ、商品の不良ではなくST-310のマイナーチェンジが原因です。
「旧型」と「新型」で、火口部分と五徳のクリアランスは微妙に違います。
「旧型」と「新型」の見極め方は、下の写真をご覧下さい。
風防リングのおすすめはこちら↓
SOTO(ソト)ST-310「遮熱テーブル」
遮熱テーブルを使うことのメリットは、以下の2つです。
- クッカー使用時の熱によって、ガスカートリッジが熱くなるのを防ぐ
- ガスカートリッジをテーブルの下に格納することで、デッドスペースが無くなる
CB缶タイプのシングルバーナーを使用すると、テーブルのスペースが圧迫されます。
遮熱テーブルを使用することで、スッキリとしますよ。
遮熱テーブルのおすすめはこちら↓
SOTO(ソト)ST-310「収納ケース」
SOTO(ソト)ST-310の付属の収納袋はクッション性が無く、持ち運ぶときの保護には役不足です。
ギアを長く使うためにも、ケースに入れて持ち運ぶことをおすすめします。
収納ケースのおすすめはこちら↓
まとめ
SOTO(ソト)レギュレーターストーブST-310は、完璧なシングルバーナーではありません。
ただ、ST-310の弱点を理解し、なんとか欠点を補ってでも使いたい!そう思えるシングルバーナーです。
この記事が、ST-310を検討されている方の参考になれば嬉しいです。