【予算4万円】ソロキャンプの道具一式にかかる初期費用を徹底解説

【予算4万円】ソロキャンプの道具一式にかかる初期費用を徹底解説

この記事は、これからソロキャンプを始めたい方に向けた内容となっております。

この記事は、こんな方におすすめ

  • ソロキャンプの道具一式、予算はいくら?
  • 初期費用を抑えたい!
  • でも、ちゃんと楽しみたい!


ソロキャンプを始めるうえで、このようなお悩みはありませんか?

結論から言えば、ソロキャンプの道具一式は初期費用4万円で揃えることができます。

この4万円という金額は、決して主力アイテムだけの価格ではありません。

ソロキャンプに必要な道具一式の費用です。

この記事では、実際のキャンプを想定し、シミュレーション形式で必要なキャンプ道具を漏れなくリストアップしています。

最後までご覧いただくことで、初期費用を4万円に抑えるポイント必要な道具一式が分かる内容となっていますので、参考にしていただけると嬉しいです。




初期費用を4万円に抑える3つのポイント

初期費用を4万円に抑える3つポイントは、次のとおりです。

初期費用を4万円に抑える3つのポイント

  1. 必要なキャンプ道具だけ揃える
  2. キャンプ道具に最低限必要なスペックを知る
  3. 家にあるものや100円ショップを活用する

必要なキャンプ道具だけを揃える

初期費用を抑えるポイントの1つ目は、必要なキャンプ道具だけを揃えることです。

必要な道具を知るためにも、まずはキャンプのプランを立てましょう

キャンプのプランに沿って道具を揃えれば、過不足なく必要十分な装備一式ができあがりますよ。




キャンプ道具に最低限必要なスペックを知る

初期費用を抑えるポイントの2つ目は、キャンプ道具に最低限必要なスペックを知ることです。

最低限必要なスペックというと難しく聞こえるかもしれませんが、注意する道具が限られているので、ご安心ください。

スペックに注意が必要な道具

  1. テント
    テントは、耐水圧をしっかりと確認しておきましょう。
    耐水圧は2000mmあれば問題ありません

    また、テントの床(フロア)部分の耐水圧も重要ですが、しっかりとグランドシートを敷いておけば、まず床下からの浸水は無いはずです。

  2. 寝袋
    寝袋の適用温度を確認しておきましょう。
    寝袋によって表記は異なりますが、「使用温度」や「快適温度」などと記載があるはずです。記載の数値より「+5℃」した温度が快適に眠れる基準と考えて寝袋を選択しましょう。

    例えば、「快適温度10℃」と記載された寝袋の場合、最低気温15℃ぐらいまでが快適に眠れる温度ということになります。

    もちろん体感温度は個人差がありますので、ご自身が暑がりさんなのか、寒がりさんなのかによって、目安となる+5℃を微調整する必要はあります。また、寒いと眠れないだけでなく、体調を崩す原因にもなりますので、フリースやライトアウターなどを持参することをおすすめします。

  3. シングルバーナー
    外気温が10℃を下回ると、一般的なCB缶を使用するシングルバーナーでは、火力の低下が発生します。

    イソブタンやプロパンの配合比率が高いガスカートリッジの使用が必要になりますので、注意が必要です。

    別記事にて、詳しく解説していますので参考にしていただけると嬉しいです。

    「CB缶とOD缶どっちがいいの?シングルバーナー選びの基礎知識」

家にあるものや100円ショップを活用する

初期費用を抑えるポイントの3つ目は、家にあるものや100円ショップを活用することです。

近年のキャンプブームもあり、100円ショップ各社でもキャンプ道具が豊富に品揃えしています。

食器やカトラリーなどは、家にあるものや100円ショップでも、十分に実用的なのでおすすめですよ。




【予算4万円】キャンプ道具一式(全34アイテム)を紹介します

ここからは、予算4万円で揃えるキャンプ道具一式(全34アイテム)の紹介をしていきます。

キャンプ道具は、次のカテゴリに分けて道具と費用を紹介していきます。

  1. テント設営に必要な道具
  2. 寝泊まりに必要な道具
  3. リビングスペースの道具
  4. 焚き火に必要な道具
  5. 調理・食事に必要な道具
  6. その他の小物


※今回紹介するキャンプ道具の金額は、この記事を執筆した日の価格です。
記事をご覧いただくタイミングで、価格の変動はあると思いますが、ご理解の程よろしくおねがいします。



キャンプのプランを紹介します(一例)

この記事では、以下のようなキャンププランを想定し、道具一式をリストアップしています。

キャンプのプラン(一例)

  1. 5月中旬〜10月中旬(最低気温15℃以上)
  2. 移動手段:車
  3. テント泊(一泊)
  4. 焚き火をする
  5. 食事は3食
    ■昼食:一人BBQをする
    ■夕食:カレーを作る(具材の準備は家で済ませる)
    ■朝食:ホットサンドを作る



キャンプのプランによって、必要な道具が異なりますが、一例として参考にしていただければ嬉しいです。


テント設営に必要な道具

テント設営に必要な道具は、次のとおりです。

テント設営に必要な道具価格
(記事執筆時)
①テント

【PYKES PEAK (パイクスピーク)】SOLO DOME
・5色展開
・耐水圧2,000mm
・前後に出入り口
7,480円
②グランドシート

【ユタカメイク】ODグリーンシート
・1.8×2.7m
1,164円
③ペグ

【soomloom】スチールペグ
・スチール製
・25cm×8本
1,170円
④ペグハンマー
【Fkstyle】ペグハンマー
・ペグ抜き付き
・ストラップ付き
・600g
880円
合計金額10,694

もっと安価なテントもありますが、快適でコスパの良いテントを選びました。

Amazonの商品リンクを貼り付けていますが、タイムセールで安くなってることも多いのですが、7,480円より高いときもあります。

そんなときは、PYKES PEAK公式の商品ページをご覧になってみて下さい。

また、付属のペグは弱いので、低予算で道具を揃える場合でも、ペグは丈夫なものを購入することをおすすめします。



別記事で、「コスパの良いテント」を紹介していますので、そちらも参考にしていただけると嬉しいです。





寝泊まりに必要な道具

寝泊まりに必要な道具は、次のとおりです。

寝泊まりに必要な道具価格
(記事執筆時)
⑤シュラフ
【Naturehike】シュラフ(化繊)
・7色展開
・3シーズン用
・15〜22℃に対応
3,590円
⑥スリーピングマット
【BUNDOK(バンドック) 】 フォールディング マット
・2色展開
・180×60cm
・厚み1.0cm
1,800円
⑦まくら

【100円ショップ】
110円
⑧LEDランタン
【Finnart】LEDランタン(充電式)
・2個セット
・充電式
1,699円
⑨歯磨きセット

【家にある物】
0円
⑩着替え

【家にある物】
0円
合計金額7,199


今回は、最低気温が15℃以上という想定でシュラフを選びました。

冬用シュラフとなると、もう少し金額が高くなってしまいます。


照明に関しては、「1個でも良いのでは?」と思われるかもしれませんが、バックアップの意味も含めて2個あったほうが便利ですよ。





リビングスペースの道具

リビングスペースの道具は、次のとおりです。

リビングスペースの道具価格
(記事執筆時)
⑪テーブル
【Rock Cloud】キャンプテーブル
・41x35cm
・高さ29cm
1,199円
⑫チェア
【PONCOTAN】ウルトラライトフィットチェア
・6色展開
・耐荷重120kg
・重量900g
1,997円
合計金額3,196


チェアとテーブルは、使いやすい高さのもので揃えました。

【PONCOTAN】ウルトラライトフィットチェアは、900gと軽量なのに加えて、耐荷重120kgとかなり丈夫なチェアです。




焚き火に必要な道具

焚き火に必要な道具は、以下のとおりです。

焚き火に必要な道具価格
(記事執筆時)
⑬焚き火台
【RAKUFY】焚き火台セット
⑭焚き火シート
⑮薪ばさみ
⑯火吹き棒
3,140円
⑰革手袋
【CAPTAIN STAG】アウトドア レザーグローブ
・牛革
・フリーサイズ
963円
⑱ナイフ
【Morakniv(モーラナイフ)】コンパニオン(デザート)
・ステンレスブレード
・ブレード10.4cm
2,200円
⑲着火剤

【100円ショップ】
110円
⑳マッチ・ライター

【100円ショップ】
110円
合計金額6,523


焚き火台は、「ピコグリル風」と言われる、ピコグリル398のオマージュ品です。
構造がシンプルなこともあり、耐久性は問題ありません。

革手袋に関しては、ワークマンやホームセンターで購入するほうが安く済むかもしれません。

ナイフは、モーラナイフのコンパニオンを選択しました。
刃厚が2.5mmと少し薄いのが欠点です。

+500〜800円ほどで、刃厚3.2mmのコンパニオン ヘビーデューティーというモデルが購入できますよ。






調理と食事に必要な道具

調理と食事に必要な道具は、以下のとおりです。

調理と食事に必要な道具価格
(記事執筆時)
ひとりBBQ
㉑焼き網

【100円ショップ】
110円
㉒トング

【100円ショップ】
110円
㉓お箸

【家にある物】
0円
(小皿)

【※クッカーのフライパンを使う】
0円
カレーを作る
㉔クッカーセット
【VERNESS】クッカーセット(14点セット)
・アルミ素材
・鍋×1、ふた×1
・ケトル×1、フライパン×1
・スプーン・フォーク・ナイフ
・その他
2,799円
㉕メスティン

【キャンパーズコレクション 山善】 メスティン アルミ製
・アルミ製
・容量850ml
1,291円
ホットサンドとコーヒー
㉖シングルバーナー

【イワタニ】ジュニアコンパクトバーナー CB-JCB
・CB缶専用
・収納ケース付き
4,040円
㉗ガスカートリッジ

【100円ショップ】
110円
㉘ホットサンドメーカー

【アイリスプラザ】ホットサンドメーカー
・アルミ
・フッ素コーティング
1,495円
(お皿)

【※クッカーのフライパンを使う】
0円
㉙マグカップ

【家にある物】
0円
その他
㉚クーラーボックス

【キャプテンスタッグ】シエロクーラーボックス(12L))
・27×37.5 ×28cm
・容量12L
2,159円
(食材)
合計金額12,114円


シングルバーナーは、CB缶対応のものを選びました。
OD缶に比べて、ガスカートリッジが安価なためランニングコストに優れています。

ただ、最低気温が10℃を下回ると、火力の低下が見られ安定した火力が得られなくなる弱点があります。

冬もキャンプを楽しまれるのであれば、寒い時期でも安定した火力が得られるシングルバーナーを選ぶ必要があります。

別記事で、「シングルバーナー選びのポイント」を紹介していますので、そちらも参考にしていただけると嬉しいです。





その他の小物

その他の小物は、次のとおりです。

その他の小物価格
(記事執筆時)
㉛ファーストエイドキット

【家にある物】
・絆創膏
・頭痛薬、胃腸薬
・虫さされの薬
・ガーゼなど
0円
㉜エマージェンシーキット

【家にある物】
・ダクトテープ
・予備の着火剤
・モバイルバッテリー
・マッチなど
0円
㉝小物

【家にある物】
・ティッシュ
・ウェットティッシュ
・タオル
・アルミホイル
・ゴミ袋など
0円
㉞季節のアイテム

【家にある物】
(夏)
・虫除けグッズ
・日焼け止め
・ボディーシート

(冬)
・カイロ
・防寒着
0円
合計金額0




合計金額は

全32アイテムのキャンプ道具一式の費用は、次のとおりです。

テント設営に必要な道具10,694円
寝泊まりに必要な道具7,199円
リビングスペースの道具3,196円
焚き火に必要な道具6,523円
調理と食事に必要な道具12,114円
その他の小物0円
合計金額39,726円





まとめ

ソロキャンプの初期費用を抑えるポイントは3つ。

予算4万円でキャンプ道具一式を揃えるポイント

  1. キャンプのプランを立てて、必要なものだけを揃える
  2. 最低限必要なスペックを知ろう
  3. 家にあるものや100円ショップを活用する

これら3つのポイントに注意することで、初期費用は抑えられますよ。

予算4万円なら、学生さんお小遣い制のお父さんも手の届きやすい金額だと思います。

高価なキャンプ道具でなくても、ソロキャンプは楽しめますよ!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA